日本郵便を利用して荷物を送る際、送料を少しでも安く抑えたいと考える方は多いでしょう。
特に、荷物が多い場合や重い場合、送料が高額になりがちです。
しかし、日本郵便にはいくつかの割引制度や工夫次第で送料を節約できる方法があります。
本記事では、「スマホ割」「複数同時発送」「同一宛先への発送」などを活用して送料を安くする方法について詳しく解説します。
また、支払い方法や集荷時の注意点についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
1. スマホ割を活用して送料を節約
日本郵便では、スマートフォンアプリ「郵便局アプリ」を利用することで、
送料を割引できる「スマホ割」というサービスを提供しています。
このサービスを利用することで、通常の料金よりも安く荷物を送ることができます。
スマホ割の特徴
- 割引額：通常料金から180円の割引が適用されます。
- 利用方法：スマホアプリで送り状を作成し、郵便局やローソンの「ゆうプリタッチ」でラベルを印刷して発送します。
- 対象サービス：ゆうパック、ゆうパケットなど。
注意点
- 集荷の場合はスマホ割が適用されない
スマホ割は、基本的に自分で郵便局やコンビニに荷物を持ち込む場合に適用されます。
集荷を依頼した場合、スマホ割は利用できないため注意が必要です。 - 支払い方法
スマホ割を利用する場合、アプリ内でのキャッシュレス決済（クレジットカードやPayPayなど）が必要です。現金での支払いはできません。
2. 複数同時発送での割引
日本郵便では、同時に複数の荷物を発送する場合に割引が適用される「複数口割引」という制度があります。例えば、同じ宛先に複数の荷物を送る場合や、異なる宛先でも同時に発送する場合に適用されます。
複数口割引の特徴
- 割引額：2個目以降の荷物に対して1個あたり60円の割引が適用されます。
- 条件：同時に2個以上の荷物を発送することが条件です。同一宛先でなくても適用されますが、同一宛先の場合はさらにお得です。
注意点
- 送り状の作成
複数口割引を適用するには、送り状を正確に作成する必要があります。特に、同一宛先の場合は「1/2」「2/2」などの表記を忘れないようにしましょう。 - スマホ割との併用は不可
複数口割引とスマホ割は併用できないため、どちらがよりお得かを計算して選ぶ必要があります。
3. 同一宛先への発送でさらにお得に
同一宛先に複数の荷物を送る場合、送料を節約するための工夫がいくつかあります。
25kgを超える場合の注意点
ゆうパックでは、1つの荷物の重量が25kgを超えると「重量ゆうパック」として扱われ、通常のゆうパック料金よりも高額になります。そのため、25kgを超える荷物を送る場合は、2つ以上の荷物に分けて送る方が安くなることがあります。
例：重量ゆうパックと分割発送の比較
- 重量ゆうパック：30kgの荷物を1つ送る場合、送料が高額になる。
- 分割発送：15kgずつ2つの荷物に分けて送ると、通常のゆうパック料金で済むため、結果的に安くなる。
同一宛先割引の活用
同一宛先に複数の荷物を送る場合、複数口割引が適用されるため、さらにお得になります。例えば、1つの荷物を無理に大きな箱に詰め込むよりも、2つに分けて送る方が送料を抑えられる場合があります。
4. 支払い方法と集荷時の注意点
送料を安くするためには、支払い方法や集荷方法にも注意が必要です。
キャッシュレス決済の活用
日本郵便では、キャッシュレス決済に対応していますが、以下の点に注意が必要です。
- スマホ割の場合：アプリ内でのキャッシュレス決済が必須です。現金での支払いはできません。
- 集荷の場合：集荷時にキャッシュレス決済が利用できるケースは少なく、ほとんどの場合現金での支払いが必要です。
郵便局で使える支払い手段は？
現金、クレジットカード以外にも、電子マネーやスマホ決済を使用することができます。
詳しくは以下の公式サイトに記載がありますが、日頃使用している決済手段はほとんど使用可能なようです。
私も久しぶりに郵便局で元払いで郵送したので、お金を持っていくのを忘れたのですが、
無事楽天ペイで払うことができました。
キャッシュレス決済で支払い可能なサービス
１．郵便料金または荷物（ゆうパック、ゆうメールなど）運賃
２．切手、はがき、レターパックなどの販売品
３．カタログ、店頭販売などの物販商品
郵便局で楽天ポイントは貯まる？
残念ながら、郵便料金の場合はポイントは貯まりませんでした。
対象商品によってはポイントが貯まる可能性があるので、確認してみてもよいでしょう。
集荷の注意点
- スマホ割が適用されない
集荷を依頼した場合、スマホ割は利用できません。送料を節約したい場合は、郵便局やコンビニに自分で荷物を持ち込む方が良いでしょう。 - 集荷料金の追加
一部地域では、集荷を依頼すると追加料金が発生する場合があります。送料を抑えたい場合は、集荷を避けるのが無難です。
5. その他の節約ポイント
ゆうパケットや定形外郵便の活用
荷物が小さく軽い場合は、ゆうパケットや定形外郵便を利用することで、ゆうパックよりも安く送ることができます。ただし、これらのサービスにはサイズや重量の制限があるため、事前に確認しておきましょう。
クーポンやキャンペーンの利用
日本郵便では、期間限定で割引クーポンやキャンペーンを実施することがあります。公式サイトやアプリを定期的にチェックして、お得な情報を見逃さないようにしましょう。
まとめ
日本郵便を利用して送料を安くする方法は、スマホ割や複数口割引、同一宛先への発送など、さまざまな工夫があります。特に、スマホ割を活用することで大幅な割引が期待できますが、集荷時には適用されない点に注意が必要です。また、25kgを超える荷物は分割して送ることで送料を抑えられる場合があります。
送料を節約するためには、発送方法や支払い方法をしっかりと確認し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。ぜひ本記事を参考にして、日本郵便を賢く利用してください！
まとめ
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