【新NISA】年末までにつみたて投資枠120万円を最速で使い切る積立設定の方法は?【楽天証券】

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S.Shohei

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節約・投資・株高で1年で資産400→1,000万円を達成。
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2024年から始まった新しいNISA。
毎月積み立てるか一括投資するか迷っている、、、
という方向けに楽天証券における設定方法(①つみたて投資枠②成長投資枠)について解説していきます。

2024年から新NISAが開始!

NISAで投資を始めるには、口座の開設が必要です。
まずは人気の高いSBI証券または楽天証券NISA口座を開設しましょう!

通常は1~2週間ほどでNISA口座開設のお知らせが来ます。
無料なので、運用の予定がなくてもまずは口座を開設しておくのが良いでしょう!

私は、国内株式をSBI証券・NISAを楽天証券という形で投資しているので、
ここでは楽天証券でのNISAの設定方法を紹介していきます。
(口座を分けている理由は複数会社の口座も開いておいた方が「ポイ活」などの関連サービスの優遇を受けやすいからで、大きな意味はありません(例、Oliveのポイント還元率など))

支払い方法の違いについては下記記事で紹介しています。

つみたて投資枠120万円を最速で使い切る積立設定

新NISAのつみたて投資枠は120万円ですが、毎月10万円ずつ投資するよりも早く投資する方法はあるのでしょうか?

結論から言うと、約119.9万円は積立を開始した月まで、つまり1カ月以内に使い切ることが可能です!
(ただし、120万円のうち12月まで毎月100円ずつについては、積立設定をする必要があります。
10月に開始した場合は、10,11,12月の3か月×100円=300円)

開始月に119万円使い切る方法(楽天証券)

①口座区分を「NISA積立投資枠」、引き落とし方法を「証券口座」に設定

最速で使いきるためには「ボーナス設定」を活用する必要がありますが、
口座からの引落以外の方法(楽天キャッシュ、楽天クレジットカード決済など)では「ボーナス設定」ができません。

よって、引落方法は「証券口座」に設定しましょう!

②積立金額を100円に設定

楽天証券のつみたて投資枠では最低100~10万円の積立設定が可能です。
(10万円=つみたて投資枠の1年あたりの上限120万円/12か月)

ここでは最低金額の100円に設定しておきましょう。

③ボーナス設定で②と合わせて上限の120万円になるように設定

最後にボーナス設定です。

・指定月を開始月に設定
※積立日の前日までであれば、当月も設定することが可能です。
(例:毎月20日を積立日にしている場合、6/18時点で6月からを開始月に設定可能)

・追加金額を②の金額と合わせて120万円になるように設定
(例:6月から100円ずつ毎月20日につみたてる場合、
残り7か月(6-12月)×100円=700円
120万-700=1,199,300円となります。)

大半を1ヵ月で使い切ることができるようになりました。


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積立投資と一括投資で貯まるポイントは違う?

積立投資

楽天証券HPより

積立投資の方がポイント的にはお得です。

例えば楽天証券の場合は、月10万円をクレジットカードで積み立てることができ、
通常の楽天カードでも0.5%の還元を受けることができます。
10万円/月=120万円/年を積み立てている場合は、一年で6,000ポイントたまることになります。

一括投資

一括投資の場合はほとんどの証券会社で証券口座からの引き落としになるので、ポイントはつきません。
(三井住友のOliveのように、投資することによってカードのポイント還元率が上昇するといった仕組みがあります)

支払い方法ごとのポイント還元についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

積立投資と一括投資はどちらがお得?

一括投資のメリット=積立投資のデメリット

一括投資のメリットは、早めに投資することで複利の効果を受けやすくするという点にあります。
よって年初に一括投資しておけば、還元されるポイントを上回る複利効果を得ることができる可能性があります。

わかりやすい例(毎月1%ずつ=1月から12月までの1年で12%株価が上昇した場合)で見てみましょう。
・一括投資:約120万円→約135.2万円 ※つみたて投資枠の場合、一部一括投資できないため概算
・積立投資:120万→約126.8万円
となります。

一括投資
積立投資

計算に使用したサイト:資産簡単シミュレーション

一括投資のデメリット=積立投資のデメリット

参照:りそな銀行

一括投資のデメリットは、為替変動や下落のリスクを受けやすいという点にあります。

それこそ現在(2024/10時点)アメリカ株も最高値、150円弱と円安も進行中です。
ここで一括投資をし、株価の暴落や1ドル=130円程度の円高となると一気に暴落してしまうため、
心臓に悪いことは確かです。(ただし、一括投資をした人でもこの100年間のどの20年を取ってもかならずプラスになっているので、20年待てる人は一括投資でもまず問題はありません
※しいて言えば一気に大規模な戦争が起こる、人口が激減して世界の経済成長が長年停滞する、といったこの100年起きたことがないことが起きれば、マイナスになる可能性はあります。)

わかりやすい例(毎月5円ずつ=1月から12月までの1年で60円ドル安円高になった場合)で見てみましょう。
この場合、1ドル160円→100円となり、外国株式を買っていた場合は価値が37.5%下落することになります。
上で紹介した事例をもう一度見てみましょう。

・一括投資:約120万円→約135.2万円 ※つみたて投資枠の場合、一部一括投資できないため概算
→135.2万円が37.5%下落して84.5万円になってしまいます。

・積立投資:120万→約126.8万円
→一括投資が1月に1ドル=160円で買付しているのに対して、
1月は同じですが、2月は1ドル=155円、3月は1ドル150円と少しずつ安く買うことができます。

これはドル円の変動だけでなく、株価が変動する場合も同じで、
安い時に多く高い時に少なく買えるため、ことにもなります

よって、一括投資よりはリスクを抑えることができる可能性があります。

まとめ

確実にポイントが欲しい場合は積立投資、リスクを考えても複利効果を最大限得たい場合は一括投資など、
自分の重視する場面に合わせた投資方法を選択しましょう。

成長投資枠240万円を最速で使い切る積立設定

ちなみに成長投資枠の場合はいたってシンプルです。
口座区分でNISA成長投資枠を選択するだけ。
ただし、240万円/年が上限で、一度売却しても翌年まで売却した分の枠が復活しない点には注意しましょう。

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